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先月から始めた企画"Sunday Wine Sharing"。カレンダーで日程のみアップしていましたが、今月は2回行います。
まずは7/15。前回ご参加の方にはお伝えしていましたが、ニュージーランドのKUSUDA WINESからの新着、ピノ・ノワール2016をシェアします。その他のワインのラインナップはどう関連付けようか・・と考えていましたが、楠田浩之さんのファーストヴィンテージ2002年のリリースから同じコンテナで輸入してきたHiro's Selection(楠田さんがセレクトして同時輸入したニュージーランドの優良ワイナリーのもの)から、Schbert Winesシューベルト・ワインズ、Staete Landtスタートラント、Benfield&Delamareベンフィールド&デラマーのワインをご用意することにしました。
3つめのワイナリーは2006年を最後に今は売却されています。オーナーのビル・ベンフィールドさんが1987年にワイナリーを設立。シャトー・マルゴー大好きのビルさんは、マルゴーのようなワインを作りたいとカベルネとメルロを植えて育てていたのですが、周囲はピノ・ノワールを植える人ばかりで、ビルさんは変人扱いされていたと話されていました。高齢となり引退を考え始めた頃、ニュージーランド政府の調査(だった?)で、『マーティンボロのこの地域は実はボルドー系品種に向く土地だった』という結果が出た!と喜んで話してくれたことを覚えています。リリースされて10年を経過した2006年のビルさんのワインがまさにそれを証明しています。もう販売用ストックはありませんが、ご縁あって会にいらっしゃる方とシェアしたいと思います。
また、楠田さんが最初で最後かも・・とおっしゃっていたリースリングの貴腐2015も開けるかも。375mlサイズで16000円ほどのワインですから、シェアしても高価ですが・・ご希望の方が数人集まれば。今回はそんな感じでいきます。よろしくお願いします。
今月の2回目は7/29です。この日はジェロボアムでもご紹介に力を入れているジョージア(グルジア)のワインを。
当店の2月のイベントでもご紹介しましたが、2013年に世界無形文化遺産として登録された『8000年前から続く甕仕込み』のワインです。当日はジョージアの料理も少しご用意します。(詳細は後日)
ワインに詳しい方が集まる会ではありませんので、気軽にお越し下さい。むしろ、それほどワインを飲む機会はないけど・・という方に参加してほしいと思っています。世界の名品と呼ばれるものはたくさんありますが、車やら時計やら・・高価すぎて一生縁がないと思うものが多い中、ワインは比較的身近なところにあります。とあるワイン漫画のように、派手に盛り上げる気はありませんが、Nectar=神酒と呼べるほどのものすら、すぐそこにあったりして、せっかくなのでこの世の奇跡に気軽に触れてみて・・と思っています。